eスポーツ企業対抗戦 勘定奉行クラウドCUP vol.2 Powered by AFTER 6 LEAGUE

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eスポーツ企業対抗戦 勘定奉行クラウドCUP vol.2 Powered by AFTER 6 LEAGUE

企業の「eスポーツ活動」を応援する本連載。

業種も部署も異なる社員がチームを組み、業務後の限られた時間に練習を重ねて本番に臨む。そんな社会人eスポーツの輪が、企業や自治体へと広がりつつあります。

2026年3月7日(土)に東京タワー内「RED° SKY STADIUM」で開催された「eスポーツ企業対抗戦 勘定奉行クラウドCUP vol.2 Powered by AFTER 6 LEAGUE」で大会に参加した企業・自治体のチームにインタビューを実施。

「社内でのeスポーツ活動の様子」「活動を通じて社内にもたらした変化」についてお話を伺いました。

「eスポーツ企業対抗戦 勘定奉行クラウドCUP vol.2 Powered by AFTER 6 LEAGUE」とは

「eスポーツ企業対抗戦 勘定奉行クラウドCUP vol.2 Powered by AFTER 6 LEAGUE」は、企業間交流を目的とした『ポケモンユナイト』の企業対抗eスポーツ大会です。2025年3月の初回開催を経て、今回が2回目となります。

グループ予選を勝ち抜いたチームが決勝トーナメントへ進む形式で、実況・解説・ゲストを迎えた本格的な演出のもと、白熱した試合が展開されました。

大会終了後にはオフライン参加者限定のアフターパーティーも開催され、企業の枠を越えた交流の場となりました。

参加企業の皆様にインタビュー


今回は、「eスポーツ企業対抗戦 勘定奉行クラウドCUP vol.2 Powered by AFTER 6 LEAGUE」に出場していた6つの企業・自治体を取材しました。

愛知県刈谷市役所

──社内でのeスポーツ活動はどのように行われていますか。練習時間や頻度なども教えてください。


私たちは、部活やサークルではなく、eスポーツに関心を持つ若手職員の有志で行っています。

勘定奉行クラウドCUPへのエントリーが決まってから、平日業務後の21時頃に週1〜2回集まり、1回あたり3時間ほど練習しました。練習期間が短かったので、集中して取り組みました。

──社内でeスポーツ活動をやっていてよかったと感じる瞬間や、社内にもたらした変化はありますか。


若手職員の発案でeスポーツ大会を実現できたことが、最大の成果だと感じています。

市の75周年記念事業として小学生向けのポケモンユナイトの大会を開催するなど、eスポーツを地域に広める取り組みが形になりました。

また、「若い職員の声でもこういうことができる」という実績が作れたことで、今後も新たな提案がしやすい環境作りにつながっていると思います。

株式会社ハンズ

──社内でのeスポーツ活動はどのように行われていますか。練習時間や頻度なども教えてください。


社内にはまだ部活文化が浸透しておらず、eスポーツ部としてその先駆けになれればという思いで1年前に立ち上げ、現在10名で活動しています。

自身がポケモンユナイトの大会に個人参加していた経験をもとに、ゲームが好きそうな社員に声をかけてゼロからスタートしました。各自忙しいこともあり、練習は週1回、業務後の21時〜22時頃にオンラインで集まる形で行っています。

──社内でeスポーツ活動をやっていてよかったと感じる瞬間や、社内にもたらした変化はありますか。


異なる部署のメンバーに声をかけているため、普段あまり交流のない社員同士が仲良くなれる場になっています。

業務への直接的な好影響はまだこれからですが、「A6Lのために仕事を頑張れている」という声も上がっており、日々のモチベーションや社内の雰囲気づくりに貢献していると感じています。

NECソリューションイノベータ

──社内でのeスポーツ活動はどのように行っていますか。練習時間や頻度なども教えてください。


社内にポケモンユナイト同好会があり、現在10名が在籍しています。今回は大会への参加希望者が5名だったため、そのメンバーで出場しました。

練習は大会前を中心に、週2回ほど、平日夜に1時間程度チームで行っていました。個人練習の頻度はメンバーによって異なりますが、業務外の時間に各自のペースでプレイしています。

──社内でeスポーツ活動をやっていてよかったと感じる瞬間や、社内にもたらした変化はありますか。


普段あまり関わる機会のない社員同士が交流できるようになったことが、最も大きなメリットだと感じています。

部署を超えた交流が生まれ、業務上の相談やコミュニケーションが以前より取りやすくなったという声もあります。また、社内に公式な活動の場があることで、大会参加や活動に取り組める環境が整っていると感じています。

株式会社クオラス

──社内でのeスポーツ活動はどのように行われていますか。練習時間や頻度なども教えてください。


実は、私たちは結成からわずか1ヶ月の、まさに駆け出しのeスポーツチームなんです。もともとは有志の集まりでしたが、「パーカーを作ろう」という話をきっかけに会社へ申請したところ公式部として認められ、現在7名で活動しています。

今大会に向けた練習期間は、3日間のみでした。終業後21時頃から集まり、深夜まで組み合わせを試し続けて、とにかくやり切りました。

──社内でeスポーツ活動をやっていてよかったと感じる瞬間や、社内にもたらした変化はありますか。


異なる部署のメンバーが集まることで、社内で初めて顔を合わせる人同士の交流が生まれています。

広告会社という業態上、ゲーム会社やアニメ・音楽関連のクライアント様とも多くお付き合いがあるため、こうした活動が社内外に広まることで、新たなビジネスの接点にもつながればと期待しています。

日研トータルソーシング株式会社

──社内でのeスポーツ活動はどのように行われていますか。練習時間や頻度なども教えてください。


社内にはeスポーツサークルが既にありましたが、2025年10月に競技志向のチーム「NIKKEN SMILE GAMING」を新たに立ち上げました。

全国展開の会社で交替勤務のメンバーも多いため、全員が揃うことができる機会は月1~2回ですが、週1回以上は集まれるメンバーでオンライン練習を行っています。

──社内でeスポーツ活動をやっていてよかったと感じる瞬間や、社内にもたらした変化はありますか。


会社への帰属意識が高まったことが一番大きな変化だと感じています。勤務地が異なるメンバー同士でも、勝ち負けを共にすることで日々の業務とは別のモチベーションが生まれました。

実は、以前は転職を考えていた時期もあったのですが、「このチームで勝ちたい」という気持ちが練習を重ねるうちに強くなり、今はこの仲間とともに挑戦し続けたいと感じるようになりました。

株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)

──社内でのeスポーツ活動はどのように行われていますか。練習時間や頻度なども教えてください。


会社公認の部として、立候補した有志メンバーで活動しています。ポケモンユナイト部門7名とAPEX部門を合わせて全体で13名が在籍しています。

勘定奉行クラウドCUPに向けては、夏過ぎから週1回・約2時間の練習を重ね、大会直前はほぼ毎日、業務後の22時頃から練習に取り組みました。

──社内でeスポーツ活動をやっていてよかったと感じる瞬間や、社内にもたらした変化はありますか。


全国に拠点を持つ会社だからこそ、eスポーツ部が部署や拠点をまたいだつながりを生み出しています。東京・大阪・名古屋・九州など各地のメンバーが一つのチームとして活動することで、普段はなかなか接点のない社員同士がコミュニケーションを取り合いやすくなりました。

取材・文:小川翔太、松永華佳