ゲーム好きと仕事好きが集まる【EVO Japan 2024】企業ブースレポ
日本最大級の格闘ゲームの祭典【EVO Japan 2024】が4月27日(土)〜29日(月・祝)の3日間、有明GYM-EXで開催されました。
eスポーツ関連のメディアであるeek取材班も会場に遊びにいきました!
企業ブースでは担当者さんに「今回の出展について」「日々の仕事内容」などのインタビューをしてきましたので、イベント全体のレポートとともにお届けします。
「EVO Japan 2024」からは事前チケットの購入が必要となりましたが、追加販売分を含めて3日間全てのチケットは完売。『ストリートファイター6』の爆発的な人気もあり、出場エントリー数は過去最高を記録したとのことです。
eスポーツ関連のメディアであるeek取材班も会場に遊びにいきました!
企業ブースでは担当者さんに「今回の出展について」「日々の仕事内容」などのインタビューをしてきましたので、イベント全体のレポートとともにお届けします。
「EVO Japan 2024」からは事前チケットの購入が必要となりましたが、追加販売分を含めて3日間全てのチケットは完売。『ストリートファイター6』の爆発的な人気もあり、出場エントリー数は過去最高を記録したとのことです。
【EVO Japan】とは
「EVO Japan」とは、長い歴史を持つ、世界最大級の格闘ゲーム大会「Evolution Championship Series(略称:EVO)」の理念を受け継いだ、日本開催の格闘ゲーム大会です。
賞金総額1400万円のメイントーナメントだけでなく、自由に参加できるサイドイベントや物販もあるので、参加者たちは1日中、格闘ゲームを遊びつくせます。
新作ゲームの試遊ブースもあり、26年ぶりの新作となる『餓狼伝説 City of the Wolves』
RiotGamesが開発中の『2XKO』、ブシロードが開発中の『HUNTER×HUNTER』の格闘ゲームが体験できました。
RiotGamesが開発中の『2XKO』、ブシロードが開発中の『HUNTER×HUNTER』の格闘ゲームが体験できました。
会場の外では、キッチンカーが出ており、晴れた天気の下、芝生に座りながら食事を楽しむ参加者で溢れていました。
企業ブースを取材!!物販や試遊として出展していた企業を取材しました。
MSY株式会社様
──今回の出展内容について教えてください。
今回メインで掲げているのは「STREET FIGHTER 6 オリジナルチューニングイヤホン」です。こちらのイヤホンは、『STREET FIGHTER 6』のドライブインパクトをはじめとする効果音が聞こえやすいようにチューニングされているのが一番の特徴です。
イヤホン側で、音の立ち上がりが早く聴こえるようにも調製しており、周波数特性の調製とあわせて、効果音やボイスなど対戦中に必要な情報を聴き取りやすくいたしました。「波動拳」の効果音やボイスなどの「鳴り始め」が大変聞きやすくなっています。
──貴社の事業内容や日々の仕事内容について教えてください。
私は、「事業戦略室」に所属し、インフルエンサーの方や企業とパートナーシップを組んで、新しいグッズの開発を行うなど、新規事業に関連した業務を行っています。最近ですと、VTuberの「赤見かるび」さんと一緒に、「スタミナ源たれ×赤見かるび 焼肉のたれコラボ」を展開しました。ゲーマーのニーズを形にするなど、色々と企画しています。
会社としては、他にもゲーミングデバイスの輸入販売やプロモーションなど、トータルで幅広くさまざまなことに取り組んでいます。
──どんな方と一緒に働きたいですか。
弊社は、「好きを語れる人を増やす」を会社のモットーとして掲げております。好きなものを語れる人がコミュニティーを大きくしていくことで、ゲーミング市場も大きくしていきたいという思いがあるので、そういった方と一緒に働けたら嬉しいです。
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株式会社ブシロード様
──貴社の事業内容、および今回の出展内容について教えてください。
弊社の主軸はトレーディングカードゲーム事業です。それに加え、ゲーム事業を行っており、基本的には外部の企業と連携してゲームを制作しています。
今回は『HUNTER×HUNTER』の格闘ゲームを用意しました。弊社は他社や自社のIPを活用したゲーム制作が多く、毎回そのIPに適したジャンルを選定しています。制作するジャンルに制限は設けておらず、色々なジャンルに挑戦しています。
今回、同タイトルに最も適しているジャンルとして格闘ゲームを選択しました。「EVO Japan 2024」に出展した目的は、今回の新作が「本格的な格闘ゲーム」であることをアピールするためです。また格闘ゲームファンの皆様に実際に体験していただくことが、良いプロモーションになると考えました。
──日々の仕事内容について教えてください。
弊社の「デジタルコンテンツ部」は「ソーシャル事業」と「コンソール事業」の2つの柱で事業を展開しており、私はコンソール向けタイトルの管理を担当しています。
私のチームにはアシスタントプロデューサーがおり、一緒にゲームやプロモーションプランを考案しています。ゲーム制作だけでなく、プロデュース業務もやっています。
──どんな方と一緒に働きたいですか。
経験の有無よりも熱意やポテンシャルを重視しています。ゲームの開発から販売までの流れやルールは、経験を積む中で学べるので、開発やプロモーションに関わった経験がなくても構いません。
重要なのは、コンシューマーゲームやIPに興味を持っていること、弊社に関心を寄せてくれていることです。
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株式会社ホリ様
──貴社の強みやセールスポイントについて教えてください。
弊社は安心・安全な製品を提供するゲーム周辺機器メーカーです。
パッドコントローラー、アーケードスティックをはじめ、多様なゲーム周辺機器を取り扱っています。
弊社の1番の売りは他社に負けない品質です。ソニー・インタラクティブエンタテインメント様、マイクロソフト様、任天堂株式会社様のライセンス許諾を受けており、製品の品質には絶対の自信を持っています。
お求めやすい価格でありながら、日本のメーカーなのでサポート体制も整っています。安心してお使いいただけるという点も強みです。故障や不具合などがあれば、しっかり対応させていただいております。
──日々の仕事内容について教えてください。
私は設計の担当をしており、常日頃からコントローラーの起案、 設計、アイディアを出して、製品を作るためのスケジュール管理などを行っています。今日一緒に来ている営業メンバーは、家電量販店などに対してコントローラーの売り込みなどが主な業務です。
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株式会社無敵時間様
──今回のブースの製品について教えてください。
そもそも弊社の会社名とブランド名である「無敵時間」という言葉はゲームから発生した言葉で、あらゆるダメージを受けずにミスにもならない状態のことです。この状態がゲームの世界だけでなく現実にも訪れたら楽しいなという思いを込めて名付けました。
元々個人で行っていた事業を法人化しましたが、自分が好きなゲーム業界に恩返しをしたいという気持ちから、ゲームと親和性の高いアイテムを作ったり、イベントに協賛したりしています。
「EVO Japan 2024」では、新しく外部のデザイナーと協力して、ハートロゴのTシャツを初お披露目として先行販売しています。ハートのロゴには、「血(痛み)」「汗(努力)」「涙(悔しさ)」を意味する3つの液体が流れていて、それらを流す人のハート(心)にこそ無敵時間が訪れる、とデザインしました。
メインターゲットはゲーマーですが、最近では若い女性の方もeスポーツやゲームに興味を持つ方が増えているので、ゲーム界隈でもオシャレで可愛いアパレルがあるんだと知っていただきたく、女性のモデルさんに着用してもらっています。
──日々の仕事内容について教えてください。
弊社では、アパレルの企画、制作、販売を行っています。基本的には自分が欲しいものをベースにアイディアをまとめて企画を作り、デザイナーにディレクションして、デザインを形にしてもらい商品化しています。
また、ゲームイベント「RTA in Japan」では、チャリティグッズを販売させていただき、国境なき医師団に寄付をしております。会社として儲けを出すというよりも、先にも言ったように、ゲーム業界に恩返しをしたいというのが一つのテーマになっている会社で、自分を育ててくれたゲーム文化を次の世代、そのまた次の世代にもつなげたいという思いで仕事をしています。
──どんな方と一緒に働きたいですか。
当面は自分1人でやっていきたいと考えていますが、強いて挙げるとすると、自分と同じくらいの情熱を持っている方と一緒に働きたいです。
「EVO Japan 2024」のようなイベントや、格ゲー文化をこの先もずっと無くしたくない、という気持ちを持って、自分はそのために何ができるのかという考えを持っているような人が理想的ですね。
また、やはりゲームの話ができないと話が広がらないので、ゲーム好きというのは最低条件かもしれません。私と同じか、それ以上の熱量で仕事ができる方であれば、良いパートナーになれそうです。
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セイミツ工業株式会社様
──今回のブースの製品について教えてください。
「EVO Japan 2024」に参加している『鉄拳』プロゲーマーのノビ選手のために作ったジョイスティックがメインの商品です。ジョイスティックは、通常持ち手の球の部分がくるくる回るようになっていますが、ノビ選手のために特注したスティックは一切回らないようになっています。
ゲームセンターのアーケードゲーム用に作られているジョイスティックは、球の部分を回転させることで、力を分散させ、盗まれないようにしているんです。それを逆に動かないようにすることで、力が分散するのを防ぎ、操作に微妙な時間差が発生しない点が弊社製品の強みです。
プロの選手も使っているコントローラーを一般の方々にも使っていただき、eスポーツの裾を広げていくお手伝いをしたいというのが弊社が目指しているところになります。現状、ノビ選手がプロデュースしてくださっていることもあり、正直生産が追いつかないくらいご好評をいただいております。
──日々の仕事内容について教えてください。
弊社は、コンシューマーゲームやゲームセンターのジョイスティックや押しボタンなどを販売しております。今回のノビレバーに関しては、私達がノビさんと一緒にジョイスティックを設計し、試作の作成、検証まですべてをノビさんと一緒に自社で行っています。
普段は、他の社員と共にジョイスティックの製造販売を行うなど、幅広くさまざまな業務に携わっています。
──どんな方と一緒に働きたいですか。
弊社のような製造業は最初に作業の流れを把握した後は、同じ仕事を丁寧にこなせる方が適しています。
製造業と聞くと男の人が作業を進めていくイメージがあるかもしれませんが、弊社はパートや契約社員の方も含めて約8割が女性です。性別問わず、一生懸命に黙々と仕事ができる方と一緒に働きたいですね。細かい作業が得意な方であれば、この仕事を楽しめると思います。
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